分かるとつまらない

人間は分かりきっていることが嫌いなのである。

 

例えば、「勉強が分からなくてつまらない」というのは正確には「分からないということが分かりきっているから嫌・つまらない」のである。

 

つまり、状態変化が起こり得ないことを把握しているとつまらない ということである。

 

「分かっていて有利取れる人は楽しんでるだろう」という反論はありうるが、
それは、これから分からないことが出てくるであろう部分がある場合なのだと思う。
あるいは、個別具体の状況に対応するというミクロの視点の未知が見えている場合もありうる。